2012/07/03

チャット形式の対話や無料通話のできるスマートフォンアプリのLINEがすごいらしいですね。

僕自身、去年から妻との連絡のやり取りをSMSからこちらに切り替えてずっと使用していますが、すでにユーザーが2千万人を超え、大企業向けに公式アカウントプランを提供して商業的に大きな効果を得ているとのこと。各々の間口は小規模であってもネットワークとしての裾野を広げることでビジネスモデルが大きく展開するという好例です。
この裾野を広げる仕組みとして、登録者同士をまたいで近い知人を見つけて自動的に会話可能な人間を表示するシステムがあり、一時は個人情報の流用ではないかと賛否がありました。
LINEはこのシステムの使用を認めたうえで問題が大きくなる前に撤廃したことをアプリのアップデートで告知していた記憶があります。
しかし現在ではその方法が変わっているはずにもかかわらず、気づけば友達リストは自動的に間もなく三桁に突入しようとしています。全員知り合いではありますが、便利というよりちょっと薄気味悪くも感じますね。



で、最近とうとうこの写真のようなメッセージが送られてきました。

よく読めばそれが出会い系スパムメッセージだとすぐに理解できますが、PCメールや携帯メール以外での場面で送られてきたことに一瞬戸惑いました。
結局のところ、人同士のつながりを利用したツールには必ずこのような害虫が発生してしまい、それは宿命的弊害だということを常に意識しながら使うしかないのです。

今のところLINEから直接課金はできないのでメッセージでメールに誘導させようとしますが、くれぐれも騙されないようにしましょう。