妻が通勤するのに使う実用車、いわゆるママチャリを買いに行きました。写真は体験用のキックボードで遊ぶ妻です。
妻の勤務先は自転車を使用するほどの距離でもないのですが、その短い時間も短縮したいくらいに忙しいことと、今使用している小径車が乗るのも危なっかしいほど古く、しょっちゅう空気が抜けて手入れも面倒くさいという理由です。
使用途にも飾り気はいらないし、できるだけ安いものがいいということで展示されていた現物を即購入。
売買手続きの中に盗難保険やというものがあったので、これは必要なのかを店員さんに訊いたところ、真剣な光を目に宿らせて次のようなことを教えてくれました。
■足立区の盗難件数は23区ではダントツでワーストワン
■最速で1.5日で盗まれる(店の申請実績)
■管理人のいるマンション駐輪場でも盗まれる
■夜中にトラックでやってきてごっそり盗まれる
■子供用でもお構いなく盗まれる
■見つかって返ってきてもまず乗れる状態ではない場合が多い
■サドルの盗難が多いのでサドルにも鍵をつけるべき
なんとなくわかっちゃいたけど、恐ろしい土地に住んでいるんだなあと改めて実感。
また、ロードバイクについても次のような情報をいただきました。
■ビアンキの自転車は来年度より発注分だけの生産になる
■ジャイアントは補償のフォローに重点を置くために販路を狭めてくる
■言うまでもなく一層盗まれやすいので駐輪は慎重に
早い話、この二つのブランドについては今までよりも入手しにくくなるとのこと。
ビアンキは見切り注文して現物が届くまでモノが確認できないという極端な処置。帰って買いづらくなると思うんですが、ビアンキファンは多いからリピーターなら問題ないのかな?
ジャイアントは対面販売を重視するためにネットでの販売取り扱いが厳しくなるんですね。これは手を広げすぎてサポートが行き届かなくなった状況を回復しようという対処。安いからといってネットで自転車買うとばらばらの部品状態で届くことがあり、結局それをフォローするのは無関係なショップになるということで、いろいろと問題があったのでしょう。
最近あんまり自転車乗る機会もなかったから、話を聞いていろいろ事情が変わってるんだなーと感心しました。
ともかく、盗難は常に背中合わせであるということを覚悟しておいたほうがいいということですね。
特に足立区では。