2012/08/26


 僕が所属しているランニングサークル「月まで走ろう会」の月面到達祝賀会が帝国ホテルにて開催されました。


これはメンバーたちが走った距離を累積して月までの38万4400kmを目指そうというもので、当初「20年くらいかかるんじゃないか」という予想に反してランニングブームの過熱によりなんと5年で達成してしまったという件のお祝いです。

企画は2007年の1月に第一回東京マラソンに落選した5人が始めたとのこと。
今やmixi上でのコミュニティメンバーは2000人に近づき、チームTシャツは全国あちこちのレースで見かけられるほど有名になりました。


僕自身、まだ参加してから3年も経ってないのですが、チームには様々なスタイルのランナーがいて自分のランニングに対して多くの刺激を受けています。
傾向的にこの企画の趣旨のためか速さよりも距離を稼ぐ人が多く、中には1日で100km以上を走り込むつわものも何人かいます。
だからこその高速到達記録につながったのでしょうね。


ランニングというのは毎日のコツコツとした積み重ねでしか結果が出ないスポーツであり、一方、その積み重ねが年齢を経ても無駄にならずに活かせるスポーツです。
この会はその事実を体現し、その結果が目に見える形となったものでした。


何かを目指して走るという行為はランニングも人生も同じです。
この日、アームストロング船長の訃報が届いたのはなんとも皮肉な話ですが、焦らず急がずとも、マイペースで進んでたどり着くために、これからもずっと走ることを続けたいと決めた日でした。