2012/08/01



本年度のつくばマラソンから、陸連登録者は過去の公認レースで一定の制限時間を満たしていると優待エリアからスタートできる処置が設けられました。
マラソンのタイムは基本的には号砲が鳴った瞬間からカウントされるため、スタートラインから遠くに並ぶほどロスが生まれてしまいます。
タイムを1秒でも縮めたい場合はうれしいですね。

僕も陸連登録はしているのでこのチャンスを利用することにしました。
条件としてはマラソン:3時間30分、30kmロードレース:2時間25分、ハーフマラソン:1時間40分、以上を満たしている記録証のコピーを事務局に送るというものです。

が、例によって、この一連の手続きにおいていろいろ振り回されました。

記録証なんて初めて聞く書類ですから、公式な手続きを知るために東京陸協、千葉陸協、茨城陸協、最後はつくばマラソン事務局にまで電話をするはめに。

結論からいうと、つくばマラソンにおいては、それぞれのレースの後に発行される完走証のコピーでいいとのこと。これに記載されたタイムが確認できれば問題ないようです。
ちゃんとした証明書はその記録を出したレースが開催された管轄の陸協に500円払って発行してもらう必要があります。完走証をなくしてしまったら該当レースの開催地の陸協に問い合わせて発行してもらってください。

そしてもうひとつ振り回される原因になったのが、手賀沼エコマラソンは公認大会ではないという事実。これ、知らない人は結構いるのではないでしょうか。
コースが公認コースであるだけで、審判員などが公認条件を満たしていないため公認記録にはならないんだそうです。

僕がRUNNET経由でエントリーした際に登録したのはもっとも最近の第17回手賀沼エコマラソン(ハーフ)における1時間31分38秒という記録だったのですが、レース自体が公認でないため申請記録は無効ということになります。

レースのエントリーネットサービスであるRUNNETには「一度申請した記録は変更不可」と明記されており、さすがに慌ててつくばマラソン事務局へ電話したら、去年1月の新宿シティハーフマラソンのタイム(1時間28分09秒)に変更してもらうことができました。

そのうえ「提出するのは完走証のコピーでいいよ!写メでもOK!(要約)」と教えてくれました。結構おおざっぱ。偽造もできそうな…。

だったら最初から「レース後に渡される完走証など記録がわかるもの」とでも書いてくれればわかりやすかったのですが。

こんなことに2時間費やしたのがバカバカしかったので、せめてとここに記しておきます。
同じことで無駄足踏む人がいないように。

2012/08/02 追記
つくばマラソンは「公認コース」の記録でいいそうです。つまり手賀沼エコマラソンの記録は使用できるとのことです。
また、公認レースかどうかは、カテゴリ名称に(登録の部)の文言が入っているかどうかで見分けられるそうです。