ted
去年観た映画の予告編ですごく引き込まれてしまって「必ず観る!」と決めていました。
妻と二人で観に行きましたが、これは男女で観に行くならかなりこなれたカップルでないとやや微妙な空気が流れると思います。R15でわかるとおり、全編でエグめの下ネタが流れっぱなしで、小学生の娘には見せられません。(中学生になっても)
ゲス夫婦で名高い我々には少々物足りないくらいでしたが、実に楽しめました。
正直あらすじはどっかで見たことあるようなもの。しかし、「しゃべるぬいぐるみのおっさんクマ」が毒と放送禁止用語を連発するという要素がこれほどまでに強力とは。ファンシーな容姿に太い声と眉のギャップが実にカワイイ!ほんとカワイイんですよ!おっさんの僕が言うのもなんですが。
重要なのは、字幕で観ることです。僕は基本吹き替え派なのですが、有吉の甲高い声は合ってません。あの低いおっさん声(監督本人が演じているようです)がベストマッチ!
そして最後にちらっと泣けます。ホントにちらっとですが。
テッドたちが少年時代に影響を受けたものとして『フラッシュ・ゴードン』とか『ナイトライダー』とか、あちらのB級クラスのTVネタもちりばめられているので、わかるともっと面白いですよ。
下ネタでゲラゲラ笑えるのならばおすすめ。そうでなければ(そうでない関係と連れ立っては)やめたほうがいいでしょう。絶対に。
前回観た『レ・ミゼラブル』とは完全に対極ですね。