先月契約した公衆無線LANサービスのwi2 300を解約しました。
iPadだけでなくスマホも含めて手持ちのモバイルWifi機器すべてにアカウントが使用ができるのは素晴らしいし、コスト的にも悪くないサービスなのですが、僕が一か月間使用してみたところ感じたのは、移動範囲・距離・スケジュールが不定な人間にはこの手のサービスはあまり有用ではないということです。
アプリを常駐させておくことで移動中に自動接続できるのは非常に手軽ではありました。
しかし圏内からわずか数メートル歩くとスポットから外れてしまうので、接続されたらスポットに立ち止まらないと実質的に利用はできず、電車移動中は頻繁に接続と解除通知が表示され、歩行中でも電話がかかってきたときにこの通知とかち合って着信が遮断されてしまったことがありました。これだけ不安定で不安要素があると、さすがに継続使用は困難です。
wi2 300(他のサービスも同じだと思いますが)を有効に使えるのは
・確実につながるスポットが普段の活動圏内にある。
・そのスポットにとどまって利用する機会が多い。
この二つのポイントを押さえた場合ということですね。
一方、iPadについてきた例の無線LAN二年間無料サービスをもってソフトバンクの通信を判断した場合、白い犬やBBマークの描かれたシールが貼ってあるスポットが有効に使えるというかどうかは大いに疑問。
先日も新幹線の中でBBを利用しようと試みましたが、理由のわからないまま一行英字のエラー表示が出てそれっきりでした。そういう「やっぱりな」と疑いを抱かせるような精度はではソフトバンクでiPadの3G回線で契約しようとはとても感じられません。
となると残された道は手持ちのdocomoの携帯電話をLANルーターとして使うディザリングしかないようです。
多少速度が落ちたとしても、必要なときにきちんと繋がる信頼性が最重要。
これにより2か月後に迫る携帯電話の機種変更候補はほぼ絞られました。