2013/05/25


 ヒマになると行く御徒町の2k540での台東区モノマチというイベントで風鈴を買いました。
南部鉄器とガラス製のどちらかで迷ったのですが、見た目の美しさよりも高く深い響きの鉄器を選びました。


モノマチには、台東区を始め各地から色んな手作りの品が集まっており、見ているだけで楽しかったです。

しかし、3Dプリンターのことを思い出すと、やっぱりここにあるモノの半分以上が自前でできてしまうんですね。「モノづくりが変わる」というのもあながちオーバーではないです。
一方、3Dプリンターと無関係なものがあるとすれば、木・布・皮などの素材の組成そのものが品質に反映するモノでしょう。
金属については3Dプリンターで扱える研究も進んでいるようですが、その機能が製造過程に大きく影響されるものについてはやっぱり手作業が必要でしょうね。
いい音の出る鉄器風鈴の鋳型も形さえ作れば成り立つもんでもなさそうだし。

そんなわけで、まだまだ職人さんの伝統技術による地場産業は健在かと思います。
ちょっと安心した一日でした。