2016/05/31

個展『酔彩』は昨日をもって一ヶ月の会期を終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

自分でも驚くほどの反響で、お店の人も「こんなに人が来るとは思わなかった」と喜んでくださりました。


僕の絵は、ディスプレイではなく、微かな凹凸のある紙に転写し自然光の下で直接見るとき最高の状態になるよう考えてあるので、今回、実物に見ていただくことはひとつの目標でもありました。
おかげさまで何枚かご購入いただくことができ、とてもうれしく思っています。
 
一方、初めてということでいろいろな反省点もあります。
ビアバーという場所柄、来場者にハードルを作ってしまったことや、混雑時には落ち着いて鑑賞しくくなってしまうこと。そして自然光ではなく仄暗い空間でのスポットライト照明によって意図通りに見せられないということもありました。
これらはきちんとフィードバックして次回に必ずフォローしたいと思います。


正直なところ「個展って実際のところ仕事に結びつくのかな?」と何年も先延ばしにしてきましたが、やってみると、仕事に繋がるかどうかよりも、気づかなかったことがいっぱいわかるというものでした。それらすべてがちゃんと仕事に役立てそうな価値にあふれています。
評価を得た作品が自分と予想と異なってかなりバラけていたのも面白かったですね。
ちなみに一番人気は『新・風神雷神図』でした。仕事でも何でもなく、趣味で描いたものだったので意外です。


そんなわけで、処女展は一応大成功だと思っています。
絵についての客観的な感想だけでなく、沢山の人に支えられてのことをしっかりと感じ取り、感謝の念に堪えません。
 
改めて、皆様にお礼を申し上げます。
ありがとうございました!

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