2016/07/07

クリエーターEXPO2016に参加してきました。
今年で参加は3回目で、それなりに要領もつかめてきたものの、毎年環境も流動的。
来年もまた、あるいは初めて出展するという人のために助けになればと思い、ここに自分なりの反省をまとめておきたいと思います。


■他の参加者との交流
クライアントとのコンタクト以外に、日本中から多くの同業者が集まるこの機会に横のつながりを作っておくことも重要です。
もちろん来場者が多くいる時間帯に声をかけるのは迷惑になりますので、各日早めに会場に行くか、閉場以降の時間を使います。
FacebookやTwitterのアカウントを交換しておけば、後からEXPOの反省や情報交換も含め、具体的な交流ができます。
自分と違った作風の人やデザイナー職の人との交流は、仕事の紹介をしあうにも有効です。

■来年の申し込み
毎度この主催はえげつないと感じるのが、会期初日から来年の申し込みを先着順で場所割り当てしながら行うことです。
手応えも感じられないうちから判断しようがないのですが、これはどうしようもありません。早期申込だと2万円安くなります。
基本、自分が来場者となると想定したとき、動線が多く通る場所ほどアプローチがしやすいので、必然、交差点ほど人気が高く(15000円増し)、壁や隅ほどひと気が少なくなります。
どういうふうに視点を動かすかも考えながら場所を選びましょう。
なお、毎年、この申込についてかなり急かすようなアナウンスが流れますが、惑わされずに自己判断で。

■会期後
名刺をもらった来場者に、より詳細な自己紹介やURLなどをメールで送ります。
物量があると思いますが同じ文面の一斉送信は禁物です。必ず相手ごとに会話の内容を絡めておくことで印象付けられます。
メールに、ブースで大きく飾った作品のサムネイルを添付しておくと思い出してもらえやすいと思います。

■訪問側になったら
来年、自分は休場するけれど今年知り合った参加者や仲間が出展するので見に行きたいという場合、自分が参加した際のことを省み、次のことを心得て行きたいものです。

1)挨拶は短く
ほんとに少しの声がけと差し入れを渡す程度で。
参加者の時間は貴重です。顔見知りと話している寸暇さえ、ひとりでも多くの来場者へ頒布物の配布に使わせてあげたいものです。

2)差し入れについて
昼食に行くのも惜しいので、一口で食べられて手を汚しにくいものがいいでしょう。時期柄、飲み物もいいですね。
アメ・ガム等、商談の際に口に残るものは食べるタイミングが難しいと思われます。

3)商談席には不要に座らない
当然ですが、仕事をお願いする気がなければ、興味ある作家でも時間の拘束は最低限に。
ぱっと見で配布物が少なそうな人からはもらうのも避けましょう。
ただし、アピール編で書いた「サクラ」としてならば、この限りではありません。


その4 アピール編
http://alphheim.blogspot.jp/2016/07/expo20164.html

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