2015/03/17



先日、妻のすすめでヨガの体験をしてきました。

男性が体験レッスンできるスタジオというのがなかなかなく、その理由として、男性がいると女性が嫌がる場合が多いということを聞いたのですが、実際にやってみて納得。サウナみたいな暑い密室で動くと、全身からものすごい量の汗が吹き出すために、男女ともに汗臭さが異性に伝りそう。これは気にする人は多分いるんだろうなあという実感。
周囲のランナーはあんまりそういうの気にする人いないけど、こちらが普通でしょうね(笑)

おまけにものすごく体の線の出る薄着で肌を露出しており、30人ほどのレッスンに僕を含めて男性が2人だけだった状況では、なんだかこちらが恥ずかしくなってしまいました。

それはおいといて、ヨガというのは「自分と向き合う」というテーマで、正面の鏡に自分を写し、静かな空間でゆっくりと体を、多彩なポーズに動かします。自分の体の「動かす」という基本動作上、どこまで何ができるかで、自分を知るというわけです。マラソンにも同じことが言えますが、あちらは「限界を知る」というニュアンス。似たようで違うのです。

これにより、自分がとんでもなく体が固いことが判明。最初のポーズで足首を瞬時に攣らせて恥ずかしい思いをしました。そのほか、一時間のレッスンを通し、左肩の奥になにか痛みの塊みたいなものがあることと、姿勢維持が非常に苦しいことで体幹がまだまだ弱いことを知り、マラソンでは気づかなかったことを多く感じ取りました。

また、鏡越しの自分の姿を長い時間眺めて改めて「走るのに向いてないなあ」と思いました。自分で言うのもなんですが、別に太ってるわけじゃないんだけど、どうしてもランナーとして進化している体型ではなく、骨太でゴツゴツとしたボリュームある体つきなんですよね。このまま走り続けても、細く引き締まって軽さと早さを追求するランナーの目指すそれとは乖離していくのだろうな、と強く意識させられました。
まあ、良くも悪くも自分のことが知れるスポーツ(?)のようです。

近所にもヨガスタジオはあるのですが、やはりそこも女性限定なので、なかなか男性には門戸が開かれていないのは残念。結構ウケると思うんだけどなあ。

なお、イラストは、勝手にハワイアンなものを想像してヨガのイメージを描いたものですが、今回の体験での挨拶は「ナマステ」でした(笑)

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