facebookに対する適正
改めて説明したほうがいいと感じたので、いまさらかと思いますが、facebookを使っててイマイチピンとこなかったりぎこちない人はご一読ください。もうガッツリ使いこなしている人には無用のお話です。
たまに「facebookを使ってると情報(個人情報のほか行動内容など)が漏れるのが怖い」という話を周囲で聞きます。
そういう人は、一旦facebookを使うのはやめたほうがいいです。
なぜならfacebookは公開できる個人情報を外へ外へ流してその情報を利用または共感・共有できる相手を探して新しい交流とともに実利を得るというサービスなので、手札としてできるだけたくさんの情報をどんどん出していくことで機能を活かすことができるのです。
その情報とは、名前から始まって、在住地・出身地・学校・会社・職種・好きな映画や恋愛対象に至るまで入力項目は山ほど用意されています。
その性格を前提とすると、ユーザーの向き不向きが見えてきますね。
このサービスに最も恩恵を与れるのは、僕のような、個人情報を掲載した名刺をばらまいて自身を周囲に印象付けることを常としている種類の、自営業・自由業あるいはそのほかに何かしら自分の"手札"を対面経験の有無関係なく不特定多数にアピールしたい人ということです。
作品や活動・商売内容を拡散力に注力設計されたfacebookに載せればとても大きな宣伝・営業効果が得られます。ですから周囲でfacebookを積極的に使っている人の多くは仕事用としてですね。もちろん僕もそうです。
ただし、手札とする情報は名刺やwebサイトに掲載できる範囲だけ。公開してリスクが発生する内容は絶対に出してはいけません。
例えば、店舗を持たない僕は自宅が仕事場なので正確な住所の公開はしません。
それは何かのトラブルが発生した際、プライベートや家族の問題に関わるからです。(名刺には載せていますが、名刺の場合は渡す際にある程度コントロールできるし、そこからの先の流出はリスクと考えていません)
この唯一のルールを守っていれば、そうそう困ることはありません。
逆にfacebookに向かないのは、家族・友人・同僚などに対して行動を把握されることが不利益である人。
つまり守るべき情報が多く、情報を拡散するfacebookと逆のベクトルで生活してる人です。
しがらみの多い会社やそのほかの組織に属している人は、本当に使いにくいと思います。
上司の目や同僚の目を着にしてのプライベート活動や、自分の友人や恋愛関係を内緒にしたい日常では出せる"手札"も少なく、常に情報の漏洩を気にしなければいけません。そんな人がfacebookを使えうと不安な事のほうが多いでしょう。
ご丁寧にもfacebookには"シェア"とか"顔タグ"という、自分の手の離れたところで自分の日記や写り込んだ写真の説明が公開されてしまうという機能があります。
これは僕らにとっては非常に好都合なのですが、プライベートを世の中に秘密にしたい人にはとんでもなく不都合ですよね。
グループや非公開の設定で特定の相手だけに発信する方法も実装はされていますが、これは飽くまでサポートとしてなので、それならfacebookじゃないサービスや方法を使ったほうがはるかに安全です。
みんなが使っているからなんとなく、という理由で使い始めても使い方がわからず困っている人、あるいはかけている時間の割りには効果を得られないという人は、facebookの有用性が自分にとって無用である可能性があります。今一度、自分の適性を考えてみてください。
facebookは基本的に実名登録がスタート。そしてその名が示すがごとく、自分の顔を出せない時点で機能を十分に使いこなせないようなつくりになっているのですから。
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