2014/10/30

昨日今日で目にする話題といえばコレ。

■Tポイントカードが会員規約を変更し、第三者企業への個人情報提供をはじめます。嫌な人は『個人情報提供の停止手続き』を!
http://cards.hateblo.jp/entry/ccc-tpoint-kojinjyoho/

簡単にいえば、TSUTAYA母体であるCCCが「Tカード作った際にもらった個人情報を提携企業と共有するよー」と「宣言」したってことです。
結構叩かれてはいますが、たぶん入会規定(個人情報の取扱とかの項)にそんなことは書いてあるはずなので違約性はないと思いますが、「宣言」の意図は、ベネッセの情報流出事件を受けて、同じような事態になっても言い訳できるように先手を打ったってことじゃないでしょうか。

とはいえ、個人情報提供停止が可能となったということなので、手続きは済ませておくほうがいいでしょう。たぶん、情報流出には大した効果はないでしょうけど、これを放置すると企業が今後どんどん個人情報の資産運用を進めると思われるので、ユーザーの意志を明示してそれを抑制するためです。

Yahooアカウントがないとネットからの停止ができないというのもアレですが、手続きは思ったほど煩雑ではないです。3分くらいで終えました。
(メール配信サービスもPCおよび携帯両方のチェックを外してから登録ボタンを押してください)
上記の手続きが踏めないと、ユーザー費用負担の郵送でなければ手続きできないというところもいやらしい。

しかし実際に透明化すると驚きますね。TSUTAYAとの情報共有企業の数は90弱もあります。この膨大な数のチェックをすべて外すには、ページ最下段まで移動して「すべて外す」ボタンを押します。気づかないと全部ポチポチ押すはめに。このサイト作りにも何か意図を感じますけどね(笑)

僕は立場上、今のところカードを作った際に提供した個人情報が流出しても大したデメリットがないと思いますが、大企業の重役などがこっそりエロDVD借りた店舗と時間などの記録などがこれだけの関係各先に共有されたら笑い事では済まないんじゃないでしょうか。
今後、同じような「宣言」は増えると思うので意識しておきたいところです。

停止手続きは下記リンクから行えます。

■Tカード個人情報提供停止の手続きガイド
http://tsite.jp/r/ccc/customer/optout.html


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