2012/12/18


 先日花園神社のフリマで購入した中古の正絹アンサンブル(羽織と着物が同じ反物から作られている)を衣文かけに干しています。
見る方向によって色の変わる光沢がとってもきれい。他の生地では味わえません。
そしてかすかに香る懐かしいおじいちゃんち臭。古い家屋のあの匂い。これも和を感じさせますね。

ところで着物には絹、ウール、麻、綿、ポリエステルなど、結構多くの素材が使われています。
扱いやすいのは言うまでもなく洗濯できる綿やポリエステルですが、これらには先に述べた光沢感がないので、見る人が見るとランクが一発でわかってしまいます。
反面、正絹はここぞというときのために持ってると安心ですが、手入れが難しいぶん気を遣うので、普段使いでは手軽に着られるポリエステルが一着欲しいところです。